戦争と虐殺と倫理絡みの新書 についてメモ
2017年のメモ。2018.10追記。
『戦争広告代理店』
・ボスニア外務大臣ジライジッチの顔は「シェークスピア劇のハムレットのイメージ」←すげーわかる
・言葉(文法)という点で虐殺器官はPR会社と関連づけられているのだと思った。しかし実際戦争をPRする仕事は存在した。
またこのPRという概念と同じものは日本にはない。実感のなさはこれが理由か。
・虐殺で、先進国は虐殺を途上国内に閉じ込めようとしたが、ボスニア政府がやろうとしたのはその逆の「国際化」
先進国に及ぶ戦火は自然なものでなく、途上国の意思によるもの。
虐殺の国際化、ペインと併せて考えられないか?
『戦争倫理学』
・アンスコム(正義の戦争主義者)「謝って正義を攻撃している人間が、その正義が他の方法では守られない場合、その正義を守るために殺されるのは当然である」という考えのもと、トルーマンの学位授与に反対。
謝って正義(プロとコン)を攻撃している人間(イワン)としてトルーマンと重ねて考えられるか?