ナルステ2021感想(箇条書きの覚え書き)
2021.12.4 ナルステ初日観てきました。
感想をざっと覚えてるうちに書き起こしておきます。思い出したらまた書きます。
・会場入ったら流れてるsign どこまで今回やるのか予想つかない中、この辺のくだりをやるのかな?と想像する
・序盤、前作と同じメロディ使われると思ってなかったから大感動しちゃった 嬉しすぎる
そしてそうか、今回もミュージカルだったか✨
・嬉しすぎるしこのメロディにのせて違う歌詞が歌われるのやばすぎません?サスケ 「兄さんアンタを殺すため」 が、今はこの目的に……
サスケ以外の皆も含めて、話が連続してるのに時間は前に進んでいるのを感じる、粋な演出だ
・ちょっと飛ぶけど歌繋がりで、ナルトに向けて、「お前に託そう」と歌う人々が作品をまたいで違う層の人々になっていき、全体として増えていくのもすごくエモい。
それにナルトを信じて全てを託す人々が増えていく原作の構図を反映してて、すっげえと思った。舞台ならではの描き方ですよね。
(……これ、もしやオビトやエドテンイタチもやってくれたりするんだろうか………)
そして歌い終わり皆がはけていく中、最後まで残ってナルトを見守ってるのがミナトさんなんですよね……🥲
・暁と蛇と前作のアレンジの曲でしんどさと興奮でどうにかなりそうなところで出てくるイチャパラ、それを読まされそうになるカカシ先生、すごい気が抜けて笑ってしまったし気が抜けて涙出るわ。可愛い。
・キラービーも同じように見たらなんか癒されて泣けてきた。安定してて好きだわキラービー……ビジュアルもラップもハマっててもっと見ていたくなった。見ていて楽しい。にしてもすごいねあれ再現するのさ…エーもね。
・香燐ちゃん可愛い〜!!!
・サイと並んだペイン、体格差?がえぐくてすごい威圧感を感じ、サイがすごく華奢で無力に見えた。
この人こんな大きかったんだ!この人間離れした平坦さに加えて圧倒的な感じがあるのまさにペイン!と思った。
たぶんキャラの性質上いっそうそう見えてるのもあるんだろうな。やば……
・ペインたちの歌う曲、どこか宗教っぽさを感じさせる独特なメロディで、なるほど神だしなるほど彼らの支配の仕方、そういう方向性だよなと納得した。
そして歌い方、細い声で宥めるかのようにそっと優しく歌った後に迫力ある声でわっと歌うの、ちょっと得体の知れない不気味さあって、前作のイタチさんを思い出した。
・ペインといえば腕と肩の動き?上げ方?緩急の感じ?がめちゃくちゃペインだった。どこか不自然な、あの体らしいあれ。人間なのになんでこの動きできるの。
地爆天星かっこいい
・腕の動きの話、ダンスの振りなどでも思った。
子南の女性らしく上品でクールで同時に少女性も感じる感じも。
同じ振りでもこれだけキャラらしさが出るんだ……本当に舞台上にキャラがいるように思わせる。
・小南、大人の女性だけどどこか純粋な少女らしさのあるキャラだと思ってるんですが、舞台でも歩き方とか立ち方とか声にそれを感じた。そっくりだ。
・雨隠れのシーン回想までがっつりやってくれて嬉しかったね……原作そのままだったからこそ辛かった。長門のところに飛び込む弥彦、辛いよ。
弥彦と残された二人の関係もまた、過去のいなくなった仲間とその言葉が未来を規定する関係だよな……と気づいた
・前から思ってたけどペインの声と喋り方好き かっこいい
・長門のあのセットどうやってるの?まんまですごい あの痩せ細って青白いのもどうやってるの
・ナルトが自来也さんの本の台詞を喋るところ、どこまでも泣ける
・ナルトを信じよう、みたいなことをペインと小南が歌うところの曲が儚く透き通っていて美しすぎたよーーーーー。
個人的に前半一ぐっときたかも。
・ミナトさんとナルトのところも良かった。イーブンが聞けて嬉しい。
ミナトさんが去り際背を向けてからナルトと向き合うの、兄弟の時を思い出した。
・ところで九尾の封印が解かれそうなシーンの九尾と檻の角度、あれ舞台上で映像で?できるのすごいな。3Dだった。泡の奥行きもすごかった。
・前半すでにクライマックスの連続で、結び方も完璧だったので、本気で、あれ、今回は休憩なしで短めのステージなのかと思った。前半だけで一作見たようだった。
前半でこれって後半みたらどうなっちまうんだと軽く恐怖を覚えた
・我愛羅立派になって……
・サスケの天照スサノオだよ〜〜〜〜〜〜おんおんおん………
・復讐や戦争の連鎖の話については、本当に違った正義と正義のぶつかり合いなのだと再確認させられた。
ペインの理想も、ナルトと長門との討論も、オビトの理想も。
NARUTOという作品のこういうところが好きだ。
誰も軽い気持ちで言っていない。誰かを蔑ろにしたがっているわけでも、間違った主張をしているわけでもない。
全然方向が違っても、みな、この残酷な世界にどう向き合っていくか、どうしたら悲しみが減らせるのかをそれぞれが考えて出した結論なんだよな。
長門は自来也の平和の目指し方を否定するけど、自来也を嫌っているわけではない。その目指し方が嫌だったわけでもない。
ペインが自分の痛みの物語を感情込めて語った後で、最終的に至った思想については客観的にそうするべきと語っているのめちゃくちゃしんどいし、
雷影が友達を擁護するナルトに復讐はお前のところで断ち切れと言うのもしんどい。
主人公がこれ言われる作品も珍しいが、確かに「主人公が言われている酷いこと」の方が正しいのだろう、と思われるのもえぐい。それが正しくなるほどの世界の残酷さもえぐい。
・ヒナタちゃん格好良すぎた。好きだ。ナルトくんが大好きだから、聞けて良かったーー
気弱なヒナタちゃんが攻撃繰り出す時に出す気合いの声、力強くて正直燃えた。そうだわ、忍だから実際戦う時は、そうだよね。
・声といえばサクラちゃんがサスケを殺しに行くときの絶叫、あまりにも感情が伝わってきて、これは愛する男を殺そうとする女の子の声だっていうのがあまりにもわかってしまってたまらなかった。
・ナルトに嘘をつくサクラちゃんのナルトを大切に思う気持ち、サクラちゃんの覚悟、それを引き受けようとするカカシさん、
そしてカカシさんがサクラに香燐の治療という別の「今すること」を与えて、サスケをどうすると何も言わない、サクラも何も聞かないのが、「サスケを殺す」というのを皆が覚悟してるのを物語ってくるこのシーンの重さ、全部好きだ。リアルだよね、重大なことだからこそちょっと何も考えず違うことしててっていうこの気遣いの仕方…。
そしてしつこいようだけど原作まんまだ。
・この辺りの…サクラに香燐を殺すよう言う時のサスケ、言葉を選ばないで言うと原作でもすげ〜最低最悪だなと思うんだけど、舞台でもちゃんとうっわあ最悪と思わせるサスケで最高だった
・そうだよ、サスケの闇落ちは生半可じゃないからいいんだわ。
・五影を襲いに行ってる時のサスケも、殴られる時は力なく殴られっぱなしで、腹も蹴られても対して抵抗もせずにというか、これは本当に自棄の戦いなんだろうなというのが伝わってきて良かった。ただフラフラと憎しみと悲しみに駆り立てられて動いてるの、サスケ…サスケだよ再現度えぐ
・イタチを父を母をここに連れてこい聞けて良かった。それが聞きたかった。
その後のイタチを犠牲にして笑ってやがるのあたりの感情の乗り方…迫力が半端ではない。すごくありませんでしたか!?
ここで、サスケが居る、と思った。
台詞、演技としてはこれが1番圧倒された。何度でも見たい。
・カカシに語るオビト、一瞬声にオビトの素っぽい感情が乗りませんでしたか???
・サスケからナルトへの家族もいないお前に何がわかる、の曲に今回ははっきりしたアンサーがあるのやべえ
サスケの問いが入った時に、そうだ 今回はわかる、わかるんだ…と気づかされてしまった
・ナルトがずっとわかるようになりたいと思っていたサスケだけど、自来也のことによって真にわかるようになる、の構成えぐいな〜と気づいた
・主人公が辛い境遇の親友と向き合いわかりあうためにこれが必要だったとかこんな酷い話ある?
・サスケが足で刀拭うのまた見れて嬉しー!!テンションあがっちゃった
・カブトー!!!一瞬兄さん達でてくるかと思って焦った
相変わらず続きを思わせる終わりだったので、いつかやってくれるんだろうな。楽しみだ
・最後のFLOWの曲のとこ、前作のわいわいも楽しかったし今回はまた違う、ナルトとサスケのソロパート多めなのが一つのミュージカルのようでテンション上がった。
どんな歌詞なのだろう。確認しなきゃ。
一人で立つサスケの肩をナルトが後ろから支え?抱こうとするの、すごい演出として好きだった
作中基本的にサスケがイタチに触れられなかったのと同様に、ナルトもサスケをその手では支えられなかったから
これが演出として叶うエンディング、舞台という素晴らしコンテンツ………(そしてこれナルトとサスケの関係好きな方は事件だったんではと思った)
カーテンコールでも仲良さそうで微笑ましかったね。ナルトが言い忘れてることを笑顔で指さすジェスチャーで教えてるの可愛い。一緒にナルトの背中側で軽く手を置いて教えるミナトさんもいい。父親だあ…身長差もばっちり父子っぽいんですよね。
そう舞台だから叶うと言えば、カーテンコールのこのミナトさん。
本編で一緒にいる、家族として触れ合える時間って本当に短かったと思うんだけど、当たり前に一緒にいるのをカーテンコールで見せてくれた。
カカシさんと一緒に退場していくのも…。
前作の兄弟といい、時空を超えて概念交流見れて、ありがたいな舞台…。
・終わった後放心した 座ってたのにすごく運動した後かのように体が熱かったしマラソン後みたいな心地いい疲労感 心揺さぶられて体力使った 良い体験だ……
客、マスカラしない方が身のため