stormy97’s diary

あわよくば人に勧めたい、作品の紹介と感想

鋼の錬金術師 1〜3巻 感想メモ

荒川弘鋼の錬金術師

 

昨年読んだNARUTOが面白かったので、有名な長編少年漫画をもっと読んでみよう!と思い読み始めました。

知ってたことと言えばエドとアルの兄弟が主人公(とフルネーム)、弟(アル?)は体を無くしていて(?)それを取り戻すために戦っていることくらい。

兄弟ものが最近気になっていたのもあって手をつけました。

アルはどうなっているのかと思ったら全く体がなかったんですね!

悪は悪らしく利己的、大きな組織は協力的、情報を喋ってくれる親切な敵、と今のところは子供向けという印象。ただ結構人…敵が死ぬ。むごいなぁ。

 

輪を作り、というエド錬金術の発動方法は以前聞いた合気道の力の使い方に似ている。

 

さらっとしたセンター分け前髪の横顔好きだな。

 

錬金術というと武器や物質を操って戦う話を想像してたけど、そうか錬金術だから、ホムンクルス、人体の錬成にも関わってくるんだ。

すると記憶や人の定義がテーマに上がってくる。

機会の身体に人の魂を持つアルが、君の記憶は捏造されたものじゃなくて本物か?という質問を受けているところを見て、これは楽しみだとと思った。

それに死人を復活させることはできるのか?とかも。

 

それから、娘で実験してキメラを作った科学者と、エルリック兄弟が手を染めた禁忌がどう違うのか、といった倫理の話も的を射た質問で、これからどんな答えが出されるのか楽しみだ。(想像だけど著者の荒川弘さんがたしか農学系出身だったから、こういうテーマに造作が深いのかな)